フットワーク

ソフトテニスの後衛で重要なフットワークのコツとは?筋トレやラダーよりも効果的な練習

この記事を読んでわかること

・フットワークの重要性

・今から使える効果的なコツ

突然ですが、

あなたはフットワークで重要なことは何だと思いますか?

一番多い意見は「瞬発力」だと思います

たしかに瞬発力はすごく大事だと思います

でも、それって正直才能の差が大きいと思いませんか?(-_-;)

この記事では、小学生時代クラスで一番足が遅かったけど、ソフトテニスでインターハイまで行けたぼくが意識したフットワークについてお話ししていきますね

フットワークの軽さと短距離走の記録は比例しない?

あなたは短距離走は速い方ですか?

この記事を見に来ているということは、もしかしたらあまり足は速い方ではないのでしょうか?

あなたの身の回りには、短距離走が速くてもフットワークが鈍い人や、短距離走がそこまで速くなくてもフットワークが軽い人はいませんでしたか?

ぼく自身、高校生の頃はフットワークが苦手すぎてよく周りに笑われていました・・・

どれくらい苦手だったというと、普通なら取れるくらいのロブを一回でも打たれて走らされるだけで

「くっ、、、届かない、、、」

と、ぼくは一生懸命走ってはいたのですが、周りからはまじめにやっていないように見えていたようで

「まじめにやらんかい!」

と怒られていました(いや、まじめにやってるよ。。。

その当時は、知識もほとんどなかったので、足を速くしようと思ってひたすらランニングをしていたのですが、まったく効果がありませんでした

今回は、「短距離走がそこまで速くなくてもフットワークが軽い人」のフットワークの特徴にフォーカスをあてて考えていきたいと思います

足が遅い=フットワークが弱いわけではない

フットワークが重要になる場面とは?

では、どんなときにフットワークが重要になるのでしょうか?

定位置以外に来るボールのすべてにフットワークが重要になる

極論ですが、自分の定位置に来るボール以外のすべてに対してフットワークは重要になってきます

もうフットワークは必須スキルと言ってしまっていいレベルですね(-_-;)

フットワークが絶望的に苦手だった高校生の頃のぼくは、毎日悩んでいました。。。

さすがに少し定位置からずれただけのボールに対してフットワークで悩む人はすくないとは思いますが

相手が打ったボールが浅かった

相手がロブで振ってきた

といった展開でその人のフットワークが特に試されたりしますよね

しかも、こんな展開は試合をすれば必ず出てくるのもやっかいですよね(-_-;)

フットワークは試合中であれば常に意識する必要がある

フットワークで重要なコツ

ここまではフットワークがいかに重要なのかお話ししてきました

では、どうすれば試合中にこれまでよりも足を動かすことができるのでしょうか?

改善のためのコツは2つです

・スプリットステップをマスターする

・相手が打つコースをあらかじめ予想する

この2つはもしかすると、よく指導中に聞かされた内容かもしれません

もしあなたがこの2つをすでに習得していて、まだフットワークに悩んでいるのであれば後述する「縄跳び」をひたすらやってください

この章では、まだ上手くフットワークについてコツを掴めていない人に向けて解説していきます

スプリットステップを使う

まずはフットワークの鉄板ともいえる「スプリットステップ」です

これができているのとできていないのとでは、ボールに対する反応が全く違ってきます

そもそも、スプリットステップとは何かというと

「相手がボールを打つ瞬間にすこしジャンプし、着地と同時に動き出す技術のこと」

正直この技術がないと試合で勝ちあがることは相当むずかしいと言っていいでしょう

なぜかというと、基本的にはヒザが向いている方向にしか全力ダッシュできないからです

そのため、ジャンプ後の着地した瞬間にヒザの向きをボールが打たれた方向に変えることで、スムーズにスタートダッシュをすることができるのです

それくらい必須のスキルなのですが、そこまで難しくはないので、明日から意識して練習していきましょう

スプリットステップは試合で勝ちあがるためには必須のスキル

相手が打つコースを予測する

もう一つの重要なコツは

相手がボールを打つコースを予測する

ことです

これは日々の練習のなかで意識しておかないと、なかなか身につかない技術だと思います

ただし、体格に関係なく身に着けられるうえに、相手を観察するスキルも同時に身につけることができます

コツとしては

・自分が打ったボールに対して相手は余裕があるか?

・余裕がないなら、ロブか?流しの方向へ逃げるか?

・余裕があるなら、強打か?中ロブで振り回してくるか?

といった感じで考えることです

最初は難しいと思いますが、感覚でわかってくるようになるまで繰り返して練習しましょう

相手の打つボールを予測することは、フットワークだけじゃなくて相手を観察するスキルも同時に身につけられる

もっと速く足を動かせるようになるための自主トレ

あなたは、フットワーク練習としてなにが思い浮かびますか?

ランニング?ラダー?

足を速く動かすための練習として、よくラダーが使われますよね

ただし、なかなかラダーを個人で用意している人はすくないですよね・・・

この章では、すでに上で紹介したコツをすでにマスターしたひとだけではなく、もっとフットワークを向上させたいひと向けて、個人的にとってもおすすめな自主トレを紹介します

縄跳び

フットワークをよくするためのおすすめの自主トレはなにか?と聞かれれば、ぼくは必ず縄跳びをおすすめしています

メニューは前飛びだけで、時間は20分程度で十分です

個人的には、普段の練習メニューにラダーを取り入れているのであれば、それを縄跳びに変えてもいいんじゃないか?とさえ思っているくらいおすすめです

それも、ぼくが高校1年生のころに、足が遅すぎることに見かねたコーチがアドバイスをしてくれたことがきっかけでした

コーチからは、「毎日20分でいいから縄跳びをやりなさい」とだけ言われて、それから3カ月くらいの間毎日縄跳びを続けていました

正直、縄跳びの20分間ってめっちゃながいです…

ほんとうは3カ月だけじゃなくて、もっと続けるべきだったと思うのですが、ぼくにはそんな固い意志はなく、3カ月しかつづきませんでした(泣)

ただし、縄跳びの効果は自主トレをはじめて1カ月ほど経ったころに開催された練習試合のときに実感しました

それまでのぼくは、足が遅すぎて少し浅くなったボールに対しても反応が鈍く、周りから笑われてしまうほどでした

それが、その練習試合の日には、なんとコードボールでさえフォローできたんです!

正直ラダーや走り込みよりも何倍も効果を実感できた練習でした!

さすがに毎日やるのはしんどいと思うので、2日に1回くらいのペースで続ければいいと思いますよ

足を鍛える自主トレは縄跳びが一番!

まとめ

フットワークで一番重要なのは、瞬発力ではなく技術や経験です

そのうえで、よりフットワーク力を上げるために瞬発力を高める練習をしていくのです

ソフトテニスにおいて、足を速く動かすことには才能は関係ないので、もしあなたがフットワークで悩んでいるのであれば、明日から意識して技術や経験を積んでいきましょう!