サーブ

ソフトテニスのサーブにはどんな種類があるの?リバースサーブとトップスピンサーブの違いについても解説!

この記事でわかること

・基本的なサーブの打ち方

・サーブの種類とそれぞれの違い

あなたはどんなサーブの種類があるか知っていますか?
もし、いろんな種類のサーブを使いこなせたら・・・
こんな風に感じたことはありませんでしたか?
とはいっても、実際には一回の試合中に何種類もサーブを使い分ける選手っていないですよね・・・

基本的なサーブの種類

ポイントの開始の合図ともいえるサービスは、すべてのプレイヤーが誰にも邪魔されることなく自分のペースで打てる唯一のプレイです

そのことから、サービスゲームのほうが有利であるとされていますね!

まずは、そのサービスの基本についておさらいしましょう(^^♪

威力のあるサーブが打てる「オーバーサーブ」

多くのプレイヤーがファーストサーブで使っているところを見かけますよね

野球のピッチャーのオーバースローのフォームと似ているので、実際にこのサーブを打つときもボールを投げるときをイメージするといいですよ!

とくに”“から先に腕を振り下ろすように意識するようにしましょう

また、レシーブのポジションは基本的に利き手側を広く開ける傾向があるため、相手の利き手側に角度をつけて打ち込むとエースを取れる確率が高いんです

上から角度をつけやすいオーバーサーブは、ノータッチエースを取れる可能性も秘めているんです!

ただし、スピードやコースが甘いと逆に痛い目を見る可能性が高くなるので、リスクも高いんですけども、、、

オーバーサーブのトレーニングはピッチャーの球速を上げる方法を参考にしてみよう

変則的なプレーにも使える「カットサーブ」

筋力に依存することなく打てるため、小中学生のセカンドサーブで多く見かけますよね

他にもスピードが遅いことを利用して、ダブル前衛のプレイヤーが陣形を整えるためにも使ったり、

ボールがUFOみたいになるくらい回転量を上げることで、サービスエースだけではなく相手の打ち損じを誘ったりと

用途がいろいろとあるのが特徴ですね!

自分の戦い方に合わせてチャンスを掴んでいこう!

オーバーサーブとカットサーブの種類

次はサーブの種類について細かく見ていこう!
オーバーサーブとアンダーサーブの中にもいくつか種類があるのが面白いよね

威力のあるサーブを打てる「フラットサーブ」

スピード コントロール 難易度

威力のあるスピードサーブを打ちたいのなら間違いなく”フラットサーブ“一択ですよね

男子の選手で使用率が高く、ある程度パワーのある人のフラットサーブがまともに打たれれば、簡単には返球することができません

ぼくの知り合いに身長が180cmを超える巨人族がいるのですが

彼の欠点として、構えているときにサーブを打つコースを凝視するクセがあるんですよ

なので、打たれるコース自体はバレバレなんですけども、、、

彼が本気で打ち込んでくると、コースが分かっていても返すだけで精一杯だったりします(-_-;)

高身長ってずるい!!!

ぼくは165cmしか身長がないので、鋭角にコースを突くことが難しいんですけど

それでも威力のあるサーブが打てるので、相手のバック側に打ち込めば次のチャンスにつなげることもできます

ただし、コースやスピードが中途半端になると簡単にカウンターを打たれてしまうことが注意ですね

もっと威力を求めるあなたは次の記事がおすすめです!

ソフトテニスに筋トレが必要である理由!家でできるトレーニングメニューも紹介 なぜソフトテニスには筋トレが必要なのか? あなたの周りには、筋トレガチ勢のソフトテニスプレ...
ロマンのあるスピードサーブを打ちたいならフラットサーブ一択

安定性を高めたいひと向けの「リバースサーブ」

スピード コントロール 難易度

今回紹介するサーブの中で唯一ウェスタングリップで打つサーブです

シュート回転したサーブで、まだスピードサーブを打てないジュニアの選手や女子選手で多く使われているサーブになります

なぜかというと・・・

相手のバック側にサーブを打ちやすいからです

右利きの選手が多いため、空中で利き手側に曲がっていくこのサーブは相手のバック側に打ちやすいんですよね

そのため、純粋なスピードで有利を取りづらい選手が相手から攻められづらく、チャンスを作るために使われているんですね

相手の苦手なコースを突きたいのならリバースサーブ!

鋭いコースを狙える「スライスサーブ」

スピード コントロール 難易度

リバースサーブとは逆回転のサーブです

もう一つリバースサーブとの違いは、基本的にイースタングリップで打つということです!

テニスを始めて間もないころは、イースタングリップにも慣れていないため、その握り方に慣れるためにも、まずはフラットサーブではなくこのスライスサーブを練習することが多いですね

リバースサーブよりはスピードを出しやすく、引っ張り方向に対して角度をつけやすいというメリットもあります!

鋭角に打つための引き出しの1つとして身につけてみよう!

キックサーブ(ツイストサーブ)

スピード コントロール 難易度

スライスサーブとよく似たサーブなのですが、スライスサーブと違ってドライブ気味の回転がかかっている特徴があります

人工芝のオムニコートやクレイコードではこの特徴を発揮しづらいのですが、ハードコードなどでこのサーブは真価を発揮します!

このサーブの最も大きな特徴としては、バウンドした後に打ち手の利き手側に跳ねることです!

同じ利き手同士が対戦すれば、レシーバーの顔や胸に向かってバウンドして、逆の利き手が対戦相手であれば、レシーバーから逃げていくようにバウンドします!

相手が慣れていない軌道のサーブで有利に立とう!

相手の打ち損じを狙える「ショルダーカットサーブ」

スピード コントロール 難易度
×

バック回転がかかっているサーブになります

カットサーブには軌道とバウンドが低い特徴があり、

ショルダーカットはバック回転がかかっているため、バウンド後に左右に変化することはありません

ただし、その分よりバウンド後の軌道も低くなりやすいという特徴があります

また、バウンド後も低い軌道であるためレシーバーも打ち損じやすく、カットサーブに慣れていない相手からは多くのチャンスボールを招くことができますよ!

打ち返しづらい軌道で相手にプレッシャーをかけられる特徴があるよ

変則的な変化をする「アンダーカットサーブ」

スピード コントロール 難易度
×

ショルダーカットサーブと違って横回転がかかっているサーブです

軌道とバウンドが低い特徴はショルダーカットと同じなのですが、バウンド後に打ち手の利き手方向に跳ねるという特徴もあります

ただし、カットサーブは基本的にサービスエースを取るためのサーブではないため「低く跳ねる」という特徴の方が重要視されることが多いです

ショルダーカットとアンダーカットのどっちを使えばいいの?と思っている人は、自分自身が打ちやすい方でいいでしょう

バウンド後に利き手方向に曲がる特徴よりも「低く跳ねる」特徴を活かそう!

まとめ

今回は、オーバーサーブ4種類とカットサーブ2種類の計6種類のサーブを紹介しました

オムニコートなのかハードコートなのかで活躍できるサーブも違うため、複数のサーブを使いこなせると戦術の幅も広がるでしょう