ストローク

ソフトテニスで深いボールを打つ方法とは?上手くなるためのストロークのコツも紹介!

この記事のまとめ

・深いボールを打つことは速いボールを打つことよりも重要

・スイングスピードよりもラケットの芯でボールをとらえることが重要

・それでも深いボールを打てないときはガットをゆるくするとよい

監督
監督
ボールが浅い!

あなたはこんなことを監督に言われて叱られたことはありませんか?

でも、そんなことを言われても深いボールを安定して打つには力任せにやってもなかなかうまくいきませんよね・・・

では、どうやって深いボールを打てばいいのでしょうか?

この記事では深いボールを打つためのコツについて解説していきますね

ソフトテニスで深いボールを打つことの重要性

まずは深いボールを打つことのメリットについて理解していきましょう

なぜ速いボールを打つことよりも重要なのか?

あなたは速いボール深いボールのどちらが打ち込まれるといやですか?

なかなか答えられない人は、つぎの二つをイメージしてみてください

・定位置に打たれるシュートボール

・ベースラインにバウンドするロブ

極端ですが、この二つだとどちらが攻めづらいですか?

おそらくですが、多くの人は後者の方が攻めづらいと感じると思います

理由としては単純に

相手コートまでの距離が遠いからですよね

とりあえず深いボール打っていれば、それだけで相手後衛の決定力を落とすことができそうですよね!

ボールを深く打つとどんないいことがあるの?

前の章では、深いボールを打つと相手後衛から決定打をもらう可能性を落とすことができることがわかりましたね!

では、それだけでしょうか?

ほかにもメリットがたくさんあるので、この章ではそのメリットについて理解していきましょう!

相手後衛の球威を落とすことができる

これは一つ前の章でも話しましたよね

ここではもう少し詳しく解説していきたいと思います

では、相手後衛の球威を落とすことでどんないいことがあるのでしょうか?

それは、

こちらから一方的に攻め込むことができるようになるから

です

どういうことかというと

深いボールを打つ

相手のボールが浅くなる & 球威が下がる

こちらが攻め込める

相手のボールが浅くなる & 球威が下がる

という感じで攻める流れをループさせることができるのです

相手に攻めさせずにこちらからは攻めるという構図はとても理想的

ぼく自身この戦法(?)に相当苦しめられていたので、深いボールを打つことがどれだけ重要なのかは身に染みて感じています・・・

大学一年生の秋ごろに行われた県大会で、自分よりはるかに格上の選手と対戦することがあったのですが、そのときもこの戦法で圧倒されていました・・・

その日は、少し肌寒くなってきている10月の曇った日でした

相手は関東の大学でも知名度の高い選手で、その当時は大学三年生でした

そんなすごい選手と対戦できることがうれしくて

とことん向かっていくぞ!!!

と張り切っていたのですが

いざ試合が始まると、一方的な展開となりました・・・

試合前はあれだけ張り切っていたのに、

もう勝てる気がしない・・・早く帰りたい(´;ω;`)

と相当まいっていました・・・

それもそのはずで、上で紹介した「攻める流れのループ」を相手にやられていたからです

相手のボールが深い → 自分の球威が落ちる → 相手がさらに打ち込む or 中ロブ

とこんな感じでまさに好きにやられている状態

この日にやられたことをこれからは自分がやろうと思いましたね(笑)

深いボールを打つと相手が好きに展開できない

自分の前衛が動きやすくなる

ボールを深く打つと球威が下がるだけでなく、相手が打ち込んでから自分のコートに到達するまでの時間が少し伸びるため、前衛からしたらテンポを合わせやすいらしいです

打たれる距離が短くなるだけでボレーの難易度が上がるので、自分の前衛にボレーをもっと決めてほしいのなら、まずは自分自身が深いボールを打てるようになっていきましょう!

ぼくは打つボールを深くすることを重視してストロークを打つようにしてからは、以前よりも前衛の人たちから組みやすいと言ってもらえるようになったので、やはり前衛からしたら自分の後衛が深いボールを打つことは重要となってくるみたいですね

自分の前衛に活躍してもらえるように深いボールを打てるように練習しよう!

ボールを深く打つコツ

では、深いボールを打てるようにするにはどうすればいいのでしょうか?

今回は個人的におすすめしたい方法を2つお伝えします!

ボールを芯(スイートスポット)でとらえるようにする

深いボールを打つことに対してだけではなく、ソフトテニスでもっとも重要となる基本的なポイントですが

ボールを芯(スイートスポット)でとらえること

は必須のポイントになってきます

これは意識している人は多いとは思うのですが、深いボールを打つことが苦手なひとは、どうしてもスイングスピードのほうを意識していませんか?

強い打球を打とうと思うと、スイングスピードを重視したくなりますよね・・・

とくに、相手のボールが少し甘くなって「チャンス!!」と思ったボールほど思いっきり打ち込みたくなりますよね

思いっきり打ち込むことは悪いことではないのですが、そんなときは芯を外してしまうことが多くないですか?

ちなみにぼくは今でも、チャンスだと思ったボールを思いっきり打ちに行って芯を思いっきり外すことが多いです・・・

思いっきり打ちたくなっても7~8割ほどの力に抑えて芯でとらえて打つことができるようにしましょう!

そうすることで安定して深いボールを打てるくらいのストローク力が身についていきますよ

深いボールを打つには芯でとらえることが最重要

ガットをゆるくする

これは、一つ上で紹介した方法でもうまくいかなかった場合におすすめです

ガットをゆるくすること自体は個人的におすすめなので、詳しい内容については下の記事で紹介しています

ソフトテニスのガットはゆるい方がいい?ボールを掴む感覚で打ち込む人におすすめな理由を後衛目線で解説 この記事でわかること ・ゆるいガットの使用感 ・メリットとデメリット ・どんな人が向いているの...

中級者以上のプレイヤーでボールを芯でとらえているのに、深いボールを打てないということは

そもそもガットを固く張りすぎている

のが大きな原因だと思います

ぼくもガットを固く張っていた時期があったのですが、そのときはボールをラケットの真ん中でとらえているのに

パスン・・・

と弱々しい打感で、浅いボールしか打つことができませんでした・・・

もし、あなたも同じように悩んでいるのであれば、それは技術力ではなくてガットの固さが合っていない可能性が高いです

ソフトテニスでボールが浅くなるのはなぜ?ラケットを工夫して伸びるボールを手に入れよう! そう!深いボールを安定して打つことはとっっっても難しいんです・・・ なんかよくわからないけど、打った球が短...
遠くまでボールを打てないのはガットの固さが合っていないだけの可能性もある

まとめ

いかがでしたか?

今回は深いボールを打つことのメリットとコツについてお話ししました

トップ層の選手のストロークは深いことが本当に多いです

ただ、逆に言えば深いボールを打つことができればそれだけであなたもトップ層の選手と肩を並べることができるかもしれません

勝ち上がるための必須のスキルともいえるので、ぜひ練習して身に着けていきましょう