・前衛アタックを打つ後衛の心理と特徴
・前衛アタックを止める方法
・抜かせないための工夫
もしくは、自分の前衛にアタックを打たせたくないと思っていますか?
アタックは打つ側も打たれる側もヒヤヒヤするプレーですよね・・・
この記事では、アタックの対策などについて解説していきますね
目次
前衛アタックを打ちたがる後衛はなにを考えているのか?
そもそも前衛アタックは攻める側のリスクも結構高いのですが、前衛アタックを打ってくる後衛はどんなことを考えているのでしょうか?
前衛アタックを打つ後衛の特徴と心理
前衛アタックを打ちたがる後衛の特徴は3つあると思っています
・自分で得点を決めたい
・相手前衛のことが気になっている
・戦略としてあえて打ち込んでいる
気分で打ち込んでいる場合としっかり戦術として打ち込んでいる場合があります
一つずつ解説していきますね
自分で得点を決めたい
自分で得点を決めたい願望のある後衛の中でも2パターンあると思っています
自分で得点していくことが醍醐味だと思っている
このタイプの後衛はとりあえずアタックを打ってくる傾向にあるため、一旦はなにも考えずにアタックを張っていれば問題ないでしょう
ただし、相手のストロークの威力が高い場合は、アタックをただ打たれるだけで点を取られるので、対策をしないと一方的にやられてしまいますよね・・・
自分の前衛が頼りないと思っている
このタイプの後衛も、とりあえずはなにも考えずにアタックを張るようにすればいいと思います
それに、1つ前で紹介したようなタイプよりも、アタックを止めることで相手を行き詰らせることができるので、より有効になってきますよ
相手前衛のことが気になっている
これは、前衛であるあなたがしっかりと仕事をした結果と言えるでしょう
ただ、アタックを打ってくる心理がこのタイプだったとしても警戒する必要はあまりないでしょう
他に相手の選択肢がなくなっているほど追い込んでいるということです
戦略としてあえて打っている
やはり一番厄介なタイプは、戦略的に考えて打ってきているタイプだと思います
ただし、この場合に相手が求めている目的は
・前衛であるあなたへのけん制
これが一番大きな目的であるケースが多いです
前衛アタックをあえて打つことで、その後あなたがポーチに出にくくなる状況を作ろうとしている場合が多いです
このタイプの後衛は、試合の序盤であえてアタックを打つことが多く、試合の中盤以降からはアタックをあまり打たなくなるため、
途中から
「あれ?なんかアタック打たれなくなった?」
って思ったら思い切ってポーチに出るようにしましょう
前衛アタックを止める方法
前衛アタックを難なく止められる人ってすごいですよね・・・
ぼくは前衛アタックをされるのが怖いので、止められる人のことは本当にすごいなぁと思っているのですが、その人たちを観察して実際に試したなかで有効だったことを紹介しますね
とにかくネットから離れない
これはよく言われていることかと思うのですが、ネットから離れるとアタック止めだけでなく、ボレーが打ちづらくなりますよね
ぼく自身は普段は後衛をやっており、ボレーがぎこちなさすぎてよく笑われていたのですが、
このことを意識しだしてからはボレーもしっかりと決められるようになり、久しぶりに会った知り合いからは驚かれたりしています(笑)
ネットよりも低くしゃがまない
これもよく言われていますよね!
ただ、浅いところからアタックを打たれるときは怖くてどうしてもしゃがんでしまいますよね・・・
では、なぜしゃがむといけないのでしょうか?
それは、
低くしゃがみすぎるとボレーが打ちづらくなる
からです
シュートボールって基本的にはネットに近い位置を通過するのでしゃがんでも問題ないような気がしますよね?
でも、ネットよりも低くしゃがんでしまうと、ラケットが届く範囲が狭くなってしまうんです・・・
あと、これは実際に前衛をやってみて実感したのですが、相手後衛が浅い位置からアタックを打ってくるときは、自分の顔の高さのボールは大体アウトになります(本職が前衛の人からしたら常識かもしれませんが・・・)
このことは相手自信もなんとなくはわかっているため、浅いところから打ってくるときは、自分の胸くらいの高さになるんです
それがわかっていれば、わざわざネットよりも低くしゃがむ必要はないですよね?
抜かれないための対策
やはりどうしても抜かれてしまうことはありますよね・・・
たしかに100%確実にアタックを通さない方法というのはないのですが、抜かれないためにできる対策はいくつかあります
では、どのようにすれば対策できるのでしょう?
相手後衛にベースラインの内側でストロークを打たせない
まずは、相手の後衛にベースラインの内側でボールを強打させないことが一番の対策になります
ただし、
・戦術としてあえて浅いボールを打った
・相手のレシーブ
の2つのパターンは除きます
そのためには、味方のストロークが安定して深い位置にバウンドすることが重要になってきますよね
もし、あなたが前衛であれば自分の後衛に頑張ってもらうとして、
あなたが後衛で、深いボールを打ち込むことが苦手なのであれば・・・
頑張って練習をしましょう!
手っ取り早く深いボールを打てるようになりたい人は、ガットをゆるくすると深いボールを打ちやすくなりますよ!
▼ガットをゆるくすることのメリット▼
相手の後衛が打つテンポ(タイミング)に合わせて動く
これは、アタックというよりも
逆を突かれないための方法
となるのですが
やはり簡単に動きが見えてしまう前衛はどう頑張っても後衛からは舐められてしまいます・・・
では、どのタイミングで出ればいいのか?と思いますよね
後衛であるぼく自身は、ラケットを振り出さなければいつでもコースを変えることができます
結構こういう後衛は多いのではないのでしょうか?
ただ、タイミングが遅かったりするとボールに手が届かなかったりしますよね・・・
そのために相手の後衛との駆け引きやポジションの取り方が重要になってくるんです
▼相手後衛との駆け引きについて▼
まとめ
いかがでしたか?
今回はなにかと課題に上がることが多いアタックの防ぎ方について解説していきました
前衛アタックは止めらずに抜かれてしまった前衛と、打たせてしまった後衛の両方の責任なので、お互いに意識していく課題になります
これからはどんな人とペアを組むのかは分かりませんが、どんな人とペアを組んでも自分の役割をしっかりとこなせるようになりましょう!