後衛

ソフトテニスでやっかいな左利き後衛の特徴と対策

この記事でわかること

・左利き後衛の特徴

・左利き後衛の弱点と対策

あなたは左利き(サウスポー)の後衛がやっかいだと感じたことはありませんか?

ただ、左利き(サウスポー)の後衛はチームに一人いると結構重宝されることがありますよね

そんな味方にいるとうれしいけど、敵だとすこしやっかいな左利きの後衛について解説していきますね

左利き後衛のやっかいな特徴

では、どんな特徴がやっかいなのでしょうか?

まず、個人的にやっかいだと思う特徴についてまとめました

左利き後衛のやっかいな特徴一覧

・正クロス展開で確度のついた流しのシュートボールを打てる

・正クロス → ストレートへの中ロブが上手い

・正クロス → ストレートへのパッシングが上手い

・サーブの回転が独特

どうでしたか?

共感できるポイントはありましたか?

では、一つずつ見ていましょう

正クロス展開で角度のついた流しのシュートボールを打てる

右利きの後衛のひとも、正クロス展開が得意なひとは多くいますよね?

ただし、右利きと左利きで正クロスへの打球の回転が違うとおもいませんか?

それは、引っ張りと流しでボールにかかりやすい回転が違うからです

基本的には

引っ張るとボールが外側に巻いて逃げるような軌道

相手前衛に取られやすくてサイドアウトしやすい

流すと直線的な軌道

相手前衛に取られにくくてサイドアウトもしにくい

つまり、正クロス展開では流して打つことができる左利きは、もっともメジャーな正クロス展開で直線的な軌道のボールを打ち込みやすいということですね

その結果、サイドアウトもしにくくなり、角度の付いたシュートボールとなります

ただし、この特徴は左利き後衛の特徴のまだまだ序盤です

さらに次からはさらにやっかいな特徴になっていきます・・・

正クロス展開で直線的なボールを打てるだけが左利き後衛の脅威ではない!

正クロス → ストレートへの中ロブが上手い

左利きの後衛は

正クロス → ストレート

と展開を変えるのが上手い選手がほんとうに多いですよね

その中でも、中ロブを打たれると対応するのがしんどいです・・・

何度か左利きの後衛と対戦することはあったのですが、その中でも一番ボコボコにされた相手は高校生のときに対戦した選手でした

結局高校3年間の間で一度も勝つことができなかったのですが、その選手は打力のレベルも自分からすると高すぎなくらいで、とくにライジングと中ロブを組み合わせた展開づくりが特徴的でした

U17とかには入ってはいませんでしが、知名度の高い選手でした

その選手と初めて対戦したのは、高校2年生のゴールデンウイークに実施された練習試合でした

そのときは天気も良くて風もない、まさにソフトテニス日和だったのですが、それは相手も同じことでした

試合を開始した直後は、

「もしここで勝てれば監督からの評価がめっちゃ上がるかも!」

と気合を入れていたのですが、試合が始まると

中ロブ → 中ロブ → ショートクロス、、、、

といったボールをライジングと組み合わせて使ってくるんです・・・

最初こそは、

うおぉぉーーー!

と頑張っていたのですが

全く歯が立たないことがわかると

もういいや、、、

とあきらめてしまっていました(このあと監督にめっちゃ怒られた

ライジングと組み合わせた中ロブが脅威でも自分の前衛に中ロブを張ってもらえばいいんじゃない?

とおもいますよね?

でもそう簡単な話ではなかったんです・・・

それについてはつぎに紹介する左利きの後衛の特徴で解説しますね

ソフトテニスの試合を動かす中ロブの打ち方 あなたは試合中はどんなときにロブを打っていますか? よく使われる場面としては ・試合の展開を変えたいとき ...
ソフトテニスでのライジングショットのコツとは?1段階上のプレイヤーになるためのストロークについて あなたは試合中にライジングショットを使っていますか? あまり使う選手って少ないですよね、、、 ...

正クロス → ストレートへのパッシングが上手い

これが安易に前衛が中ロブを張ることができない理由ですね

正クロス → ストレート引っ張りで展開を変えることができるところが強いですよね!

引っ張りのストレートのシュートボールを警戒しないといけない中で、中ロブも張るわけにはいかないので、中ロブは後衛が対応していかないといけなくなりますよね・・・

左利きの後衛はコートを広く使うことが右利きの後衛よりも有効になってくる

サーブの回転が独特

これは後衛目線だととくに共感できる特徴なのかなと思います

基本的にはサーブは、流しのほうが角度のあるサーブを打ちやすいと感じる人が多いのですが、左利きの人が流しのサーブを打つと、後衛からエースを取りやすいコースにいい感じに打ててしまうんですよ・・・

後衛サイドのサーブってセンターに打つことがセオリーだと思うのですが、いつも通りにレシーブのポジションに構えていたら

いきなり普通にサービスエース取られた・・・・

なんてことが起きてしまいます・・・

しかも流しのサーブって引っ張りよりも外に逃げていくので、さらにエースを取られやすくなりますよね

左利きのサーブはクロスに打ってくることを頭に入れて警戒しておこう

左利き後衛に多い弱点

ここまで、やっかいな特徴について解説してきましたが、それでも弱点もあるのが事実です

個人的に思う左利き後衛の弱点は2つあると思っています

左利き後衛の弱点

・正クロス展開でバックハンドを攻められる

・センターに打たれるサーブに弱いことがある

とくに一つ目の弱点はよく言われていることではないでしょうか?

また一つずつ解説していきますね

正クロス展開でバックハンドを攻められる

もっともメジャーな正クロス展開で直線的なボールを打てる左利きの後衛ですが、

その反面、基本的に苦手なひとが多いバックハンドを攻められやすいという特徴があります

なかなか致命的な弱点な気がしますよね

この弱点をどうやって克服するかが左利きの後衛の人は大きな課題になるんじゃないでしょうか?

バックハンドが得意だったとしても、上で紹介した左利きの後衛の特徴を活かしきれないことになってしまいますよね・・・

ちなみにぼく自身は左利きの後衛と対戦するときは、真っ先にバックハンドを狙うようにしています(笑)

左利きの後衛と対戦するときは有利に立ち回れるまえにバックハンドを狙うようにしましょう

センターに打たれるサーブに弱いことがある

基本的には弱点であるバック側を補うようにポジションを取ることが多いと思います

左利きの人がこの考えでポジションを取ると、センターが広くなってしまうんですよね

それで、レシーブのときにそのセンターを突かれた結果、エースを取られてしまうことが結構あると思います

後衛側にサーブを打つときはセンターに打つことが基本だったりするので、

あれ?普通にサーブ打ったらエースになった・・・

みたいなことが起こったりします

それでも、一度警戒されれば何度も通用することもないので、一つ上で紹介した弱点よりは有効になることが少ないでしょうけども・・・

それに、あまり狙いすぎるとカウンターのレシーブで逆に攻め込まれて

ええぇ、、、マジかよ

みたいなことになったりするので注意しておきましょう

センターを広く開けるポジションを取ることが多いため、そこが弱点になりやすい

まとめ

この記事では左利き後衛のやっかいな特徴とその対策について紹介しました

やはり左利きの後衛に上手く立ち回られると、すごくきついですよね

この記事を読んだあなたが左利きの後衛であれば、積極的にこの特徴を活かした試合を展開していったください!

もし左利きの後衛の対策に悩んでいるときは、この記事のことを思い出してみてくださいね!