ストローク

ソフトテニスでのライジングショットのコツとは?1段階上のプレイヤーになるためのストロークについて

この記事でわかること

・ライジングショットとは?

・ライジングショットが打てるとなにがいいの?

・ライジングショットを打つためのコツ

 

あなたは試合中にライジングショットを使っていますか?

 

あまり使う選手って少ないですよね、、、

 

ライジングショットをおすすめしている指導者もあまりいらっしゃらないみたいですし、、、

 

名前は聞いたことあるけどあまり使っているひとは見たことないなぁ

 

ライジングショットとは

そもそもライジングショットってどんなボールなんだろう?

 

ライジングショットとは、ワンバウンドしたボールが最高打点に到達するまえに打ち込むショットのこと

 

つまりボールを最高打点で打ち込む基本的なショットよりもワンテンポあげたショットということですね

 

ここからはライジングショットのメリットとコツについて書いていきますね

 

ライジングショットを打てるようになるとなにがいいの?

ライジングショットのメリットとデメリット

では、ライジングショットのメリットとはなんでしょうか?

テンポをあげることができる?

テンポをあげるとなにがいいの?

デメリットはないの?

 

いろいろと解説していきます!

メリット

ラリーのテンポをあげることができる
でもテンポをあげることができるとなにがいいんだろう?

 

ラリーのテンポをあげることができると、相手前衛の先を通すことができます!

 

なので、ライジングショットを混ぜることで、相手前衛にポーチボレーをされにくくなります!

 

また、パッシングのときにライジングショットを打つことで、相手前衛のタイミングをずらせるため、パッシングの成功率を格段にあげることができます

 

ライジングショットのメリットまとめ

・テンポを上げてポーチボレーがされにくくなる

・パッシングの成功率が上がる

 

デメリット

打ったあとにポジションにもどるための時間がかかる

普段のショットよりも前でボールを打つため、定位置にもどるために時間がかかってしまいます・・・

 

また、ライジングショットを打つたびに前後の移動が多くなり、普段よりもペースが上がるため、スタミナの消費も多くなります・・・

 

自分の前衛がテンポについてこられないことが多くなる

相手前衛がテンポについてこられなくできるのと同時に、自分の前衛も慣れていないとテンポについてくることが難しくなってしまいます

 

ただ、このデメリットに関しては、お互いに数多くの試合をこなすことですぐに慣れていくと思いますよ!

 

ライジングショットのデメリットまとめ

・打ったあとにポジションにもどる時間が長くなる

・自分の前衛もテンポについてこられなくなる

ライジングショットを打つためのコツ

いつもより半歩踏み込んで打つ

ライジングショットを打てたほうがいいのはわかったけど、実際に打つのは難しそう・・・
うーん、でも実際にはそこまで難しいわけではないんだよ!

 

ライジングショットを打つためにコツは、いつもより半歩だけ踏み込んで打つことです

 

ただし、普段から最高打点でボールを打ち込めていることが前提となっています

 

そのため、ライジングショットの練習をしてみると、気づかないうちに打点が低くなっていた人はそのことに気づくことができるきっかけになったりします

 

つまり、ライジングショットを打てるようになることで、「最高打点で打ち込むこと」も同時に習得することができるのです

打点がいつもより低くなってしまうことに注意

ボールが最高打点まで上がる前に打ち込むため、普段よりも打点は低くなってしまっていることには注意しないといけません

 

ぼく自身がライジングショットを試合でも積極的に使うようになったのが、大学4年生の夏からだったのですが

 

ライジングを練習し始めたときは、打点が低くなってしまうことで、よくネットにボールをひっかけてしまっていました

 

8月の雲一つない晴れた日の白熱したラリー中に、

 

相手の打球が少し浅くなったときに、

 

「チャンス!!」

 

と思って、しっかりと踏み込んで打ったライジングショットがネットに

 

パスン・・・

 

バコーン!バコーン!

 

とラリー戦の途中に

 

パスン・・・

 

とまたネットへ、、、

 

この繰り返しでした、、、

 

やはり打点がいつもより低くなっているということに慣れるまではネットにひっかけてしまうことが多かったです

 

いつもと同じ軌道をイメージして打つと、そのままネットしてしまうことになるため、普段よりも少し高い軌道をイメージして練習してみるといいですよ!

どんなときに打つと試合では有利になるの?

ライジングショットを打てるようになったら、試合の中ではどんなときに使えばいいんだろう?

試合の序盤

試合の序盤では、とくに相手前衛がこちらのライジングのテンポに合わせることは難しくなるため、非常に有効になります

 

ただし、試合の中盤以降もずっとライジングを使い続けていると、合わせられてしまうため、序盤でライジングを見せたあとは一旦普通のテンポで打ち込むことが重要になってきます

試合では変化をつけていくことがポイント

セカンドレシーブなどの浅い打球を相手前衛にぶつけるとき

セカンドレシーブなどの浅いボールは、ライジングを使ってより浅い位置から打球を打ち込むことと、相手からすると脅威的になってきます

相手から打ち込まれる位置は、基本的に「自陣から遠い方がいい」と思っていることを意識してみましょう

中ロブを打つとき

中ロブのように相手の不意をつくような場面では、テンポを上げて、より効果を高めていきましょう!

まとめ

ボールの打点の高さを、より意識する必要があるライジングショットを練習することで、試合展開の幅をかなり広げることができます

 

あまり使っている人も少ないため、身に着けることであなたを象徴する技術のひとつになるかもしれませんね!

 

ぜひ身に着けてソフトテニスという競技を楽しんでください!