・風が強いときのストロークの考え方について
・風上から打ちこむときのポイント
・試合展開を考えるうえで重要なポイント
風が強いときには、ソフトテニスなんかやりたくないっていうひとがほとんどかと思いますが、どうしても強風の中に試合をやらないといけない日もありますよね・・・
そんなときには、いつもと同じようなプレーができずに、不完全燃焼のまま試合が終盤まで進んで負けてしまう・・・なんてことも経験したことはありませんか?
この記事では、強風のときのストロークとサーブの考え方について話していきますので、ぜひ参考にしてみてください
目次
風がつよいときのストロークの考え方
あなたは風が強いときは、どんなストロークになりがちですか?
風上からだと打点が低くなっていたり、、、
風下からは打ち込もうとしたけど中途半端な打球になっていたり、、、
よく課題にあがることが多い問題ですよね
では、それぞれ考え方から見ていきましょう
風上から打ち込めると試合で有利になる
積極的に打ち込むことは、風に関係なく大切なことではあるのはよく言われていますよね
風上からのときこそとくにこのことを意識してみましょう
風上から打ち込むことのメリット
なぜ風上からこそ打ち込むことが重要となるのでしょうか?
それは、
「球威が上がるから」
です
そこでポイントとなるのは
「高い打点」
になります
風上の場合は相手からの球威も落ちるため、少々ライジング気味になるくらいの感覚で自分から打ちにいくことが重要なポイントとなります
こうすることで自然と打点が高くなり、自分自身の打球が風に乗ってしまいアウトになることを防ぐことができます
風上から打ち込むことのデメリット
やはり風上から打ち込むときは、ボールがアウトしやすい点だと言えるでしょう
ただし、風上からボールがアウトする理由は打点が下がってしまっていることが原因であることが多いんです
風がないときや弱いときには、打点が下がってしまっていてもボールがアウトすることが少なかったとしても、風が強いときにはアウトしてしまう可能性が高くなります
風上からでも打ち込んだほうがいいと気づいたきっかけ
ぼく自身が大学生のときは、春と秋に開催される大きな大会に向けて練習を続けていました
いつも同じ会場で、海辺の風がとても強い場所での開催でした
大学4年生の4月に開催されたときには、空は雲一つない晴天だったのですが風がこれまでの中でも特別につよい中での大会でした
ネットが地面と水平近くになるほどの強風のなか
サーブのトス高くを上げれば風に流され、、
風下からロブを打ってもなかなかベースラインまでとどかない、
そんな状況でした
ただし、
風がビュービューと吹き荒れる中でも、他校の選手たちはかまわずに打ち込んできます
中には風上からでもバシバシと打ち込んでいる猛者もいたのです!
その選手を見習い、勇気を出してぼくも風上から打ち込んでみると、、、
意外と打ち込んだほうがアウトしなかったんです!(内心すごい怖かったけど・・・)
そのときの大会はリーグ戦だったのですが、風上から打ち込めたことが幸いして、5戦4勝1敗でした!
最後は、ぼくが風上から打ち込むことを参考にした選手に負けてしまいましたが・・・
風下からは弾道が低くて短い返球を混ぜる
基本的には、風下からも打ち込むほうがいいのですが、
風下からのストロークでは、ツイストなどの低くて短い弾道の打球が非常に有効になってきます
きれいなツイストショットでなくても、サービスラインの手前あたりでバウンドするような低い弾道のボールだと、風上から打たないといけない側からすると、心理的に打ち込みづらくなります
もちろん多用することで、相手が対策を取りやすくなってしまうのでよくありませんが、こうすることで次のチャンスにつながりやすくなります
試合展開を考えるときの本質は風上も風下も同じ
風上と風下でのストロークについて話してきましたが、試合展開を考えていくうえで重要となる部分を見落とさないように意識していきましょう
では、ここからは試合展開を考えるうえで重要なポイントについて説明していきますね!
相手がどんな反応を見せるかが重要
少し考えてみてください!
考えてみましたか?
この場合は、大きく2パターンに分かれるのではないでしょうか?
・それでも相手と打ち合うタイプ
・ロブなどをなんとか混ぜてみようとするタイプ
後者のようになにか工夫することが大切になってはくるのですが、
このときには、「自分が打ったボールに対して相手はどんな反応をみせているか?」を観察していくようにしてみましょう
相手のミスが多いときや、打ち込みづらそうな態度をとるときはどんなときでしょうか?
・こちらから積極的に打ち込んだとき?
・短いボールを打ったとき?
・スピードはなくても深いボールを打ったとき?
などなど…
「相手はどんな反応をみせるか?」
という点は風上と風下、強風のときと無風のとき、などの場面に関係なく重要になってくるので、忘れないようにしましょう
まとめ
風上からは打ち込むこと
相手の反応を観察する
風がつよいときの考え方から、風がないときであっても、共通する重要な試合展開の考え方のヒントになったでしょうか?
相手の反応やその日の状況を見て試合展開を考えることで、ソフトテニスを楽しむ幅が必ず広がるのでぜひ実践してみましょう!